2025年1月24日(金)号より
「ダヤン」ラベルの日本酒販売へ
哲西町上神代三光正宗 新見と仏それぞれの限定品
 哲西町上神代の酒造会社、三光正宗が「猫のダヤン」をラベルに採用した日本酒を企画。現在、フランスと新見市での販売に向けて準備を進めている。「猫のダヤン」は絵本作家の池田あきこさんが描く幻想的で不思議な世界の主人公。これまで新見美術館で3回展覧会が開かれていて、いずれも大人気だった。イラストは2種類で、フランス販売酒は桜の小枝を手にしたダヤン、新見市で販売する限定酒は旅行鞄に肘を置いて地図を広げたダヤン誕生40周年の特別ラベルとなっている。
2025年1月23日(木)号より
芸備線の在り方を考えよう
哲西公民館 歴史的な写真や資料を展示
 哲西公民館は17日からきらめき広場・哲西内の哲西図書館ブラウジングコーナーで「芸備線あれこれ」の展示を開催している。JR芸備線や鉄道に関する歴史的な写真や資料の展示を通して昔を懐かしんでもらうとともに、再構築協議会で存廃が議論されている芸備線の在り方について改めて考えてもらおうと企画。地域住民や哲西民俗資料館の協力を得て、写真や道具、資料など約150点を展示している。
2025年1月22日(水)号より
調理や会食で親子と交流
新見公立大学生サークル たぺぷろ「おもちもちもち会」
 新見公立大学の学生サークルたぺぷろが企画したイベント「おもちもちもち会」が18日に新見公民館で開かれ、参加した親子と学生が調理し会食を楽しんだ。
2025年1月21日(火)号より
模範の小中学校などたたえる
作文の最優秀賞を表彰 青少年健全育成のつどい
 新見市青少年健全育成のつどい(市青少年育成連絡協議会主催、市教育委員会、新見警察署共催)が17日に市役所南庁舎で開かれた。青少年の健全育成に尽力した個人と団体をはじめ、模範となる行いをした小中学校をたたえた。また、「明るい家庭づくり作文」で最優秀賞に選ばれた児童生徒を表彰した。
2025年1月20日(月)号より
仲間を信じタスキつなげる
晴れの国岡山駅伝 新見市チームの壮行式
 第14回「晴れの国岡山」駅伝競走大会に出場する新見市チームの壮行会が16日に市役所南庁舎で開かれ、選手が活躍を誓った。新見市チームは中学生4人、高校生2人、大学生1人、社会人2人の計9人で、このうち7人が初出場。大会は26日㈰に岡山市の百間川ランニングコースで午前11時にスタートする。
2025年1月18日(土)号より
妊婦を安全搬送するために 緊急出産想定の実技も
新見市消防本部 周産期救急研修会を初開催
 新見市消防本部は16日、救急に携わる隊員を対象に周産期救急研修会を開催。約30人が参加し、新見公立大学看護学科助産学専攻科長の四宮教授らの講義を聞き、妊婦を病院まで安全に搬送するための知識を学んだほか、救急車内での緊急出産を想定した実技も体験した。
2025年1月17日(金)号より
農業振興と安全を祈願 生産拡大に向け初荷30台
JA晴れの国 新見農機センターで神事
 JA晴れの国岡山の農業振興・安全祈願祭(初荷式)が15日、西方宗金の新見農機センターで行われた。市内の農家、組合、法人にトラクター、田植え機、コンバインなど平年並みの新型農機30台を納入。今年は水稲を中心に生産拡大に向けた大型機械の導入や更新、省力高効率の乾燥機・もみすり機もあった。
2025年1月16日(木)号より
科学の面白さを体験 電気回路組みライト点灯
新見市 内閣府 理工系女子チャレンジ教室
 新見市は13日、まなび広場にいみ小ホールで「新見市からはばたけ! 理工系女子によるチャレンジ教室」を開き、市内の親子が電気回路の組み立て、プログラミング、新触感のスライム作りを通して、ものづくりの楽しさや科学の面白さを体験した。
2025年1月15日(水)号より
タスキつなぎ元気届けたい
26日㈰岡山で市町対抗駅伝 新見市チームの選手が練習
 1月26日㈰に岡山市で行われる市町対抗駅伝レース第14回「晴れの国岡山駅伝」に出場する新見市チームの選手が13日、防災公園でそろって練習した。選手は中学生4人、高校生2人、大学生1人、社会人2人の計9人で、このうち7人が初出場。練習には7人が参加。400㍍トラックを走ったり、ラストスパートをかけて次の走者にタスキをつなぐためのダッシュを繰り返したりした。
2025年1月14日(火)号より
無病息災や商売繁盛を願い 正月飾りなどたき上げ
市内各地でとんど行事 昭和町ではマルシェニーズ調査も
 新見市内各地で11と12の両日、正月飾りなどをたき上げるとんど行事が行われ、住民が無病息災、家内安全、商売繁盛、学業成就などを願った。高尾昭和町では昭和町商店会が12日、同所の昭和町公園で第44回とんど祭りを開いた。200人を超える来場者が訪れ、竹としめ縄で四方を囲った祭場に積み重ねて開会。今回は「とんどマルシェ」を初めて共催。千屋牛のわら焼きといった地元ならではの味覚を提供したほか、焼きマシュマロやドーナツも人気を集めた。
2025年1月13日(月)号より
稲わらで編んだ大蛇奉納
哲西町上神代綱之牛王神社 平穏願い「蛇形祭り」
 地域の平穏を願って稲わらで編んだ大蛇を奉納する「蛇形祭り」(新見市指定重要無形民俗文化財)が12日、哲西町上神代日長谷の綱之牛王神社で行われた。この祭りは鎌倉時代の弘安年間、村人に危害を加え牛馬を食い荒らしていた大蛇を僧侶が退治したが、大蛇が死んだ谷川の水に毒気が出たのか疫病が流行したため、約740年前にその霊を祭るため稲わらで大蛇を作って奉納するようになったと伝えられている。毎年12月の第1日曜日に行っているが、今回は諸事情により1カ月遅らせた。
2025年1月11日(土)号より
商売繁盛や家内安全を願う
「十日えびす」に多くの参拝客
新見本丁の神社 甘酒や福袋のもてなしも
 「商売繁盛じゃササ持って来い」のえびす囃子で知られる新春行事「十日えびす大祭」が10日、新見本丁の黒住教新見教会内にある新見えびす神社でも行われ、厳しい寒さの中、福を授かり良い一年にしようと商売繁盛や家内安全を願う多くの参拝客でにぎわった。
2025年1月10日(金)号より
昨年の110番通報795件 署への直接通報1166件
新見署まとめ きょう、あす広報活動
 新見警察署は令和6年中の110番の通報件数をまとめた。受理件数は795件(前年769件)で一日平均2・2件、新見署の代表電話への直接通報は1166件(1062件)で一日平均3・2件といずれも増えた。今日10日の「110番の日」に合わせ、10日と11日㈯には、新見市内のスーパーで110番の正しい利用を呼びかける広報活動を行う。
2025年1月9日(木)号より
12月ふるさと納税が過去最高に
目標達成に向け追い風 人気果物の先行予約も開始
 特産品が返礼品としてもらえたりする「ふるさと納税」制度。例年12月は申し込み件数が多い月だが、新見市によると昨年12月の寄付金額は4363万円(速報値)を超え、単月の過去最高額を更新した。都市部に出向いての積極的な広報などが奏功した。人気果物の来年度発送分の先行予約も始まっており、追い風を受けて今年度の目標達成に向けてラストスパートしたいところだ。
2025年1月8日(水)号より
冬休み終え元気に登校
新見市内15小5中で始業式
 新見市内の全15小学校5中学校で7日、3学期の始業式が行われ、冬休みを終えて登校した児童、生徒らの元気な声が校内にあふれた。このうち、西方小では体育館で始業式のあと、児童は各教室へ。4年生11人の教室では宿題を提出したあと、冬休みの思い出をテーマに授業でクイズの問題作り。児童は笑顔で思い出を語り合いながら課題に取り組んだ。
2025年1月7日(火)号より
地域経済発展に決意新たに
新見商議所経済クラブ にぎやかに新年互礼会
 新見商工会議所と新見経済クラブは6日、新見商工会館で新年互礼会を開いた。市内の経済界、官公庁の代表ら171人が参加し、新年のあいさつを交わしながら懇親を深め、地域経済の発展に向けて決意を新たにした。
2025年1月6日(月)号より
新見駅周辺の活性化に役立てて
100万円とペーパーアート寄贈
三備電業社 創業75周年を記念した事業
 建設業などを手がける三備電業社は創業75周年の記念事業としてペーパークラフト作家の太田隆司さんに依頼してペーパーアート作品を制作。市役所市長室で贈呈式を行い、地域貢献の一環として寄付金100万円と合わせて新見市に寄贈した。
2025年1月4日(土)号より
ランナー153人が走り初め
10種目で爽やかな汗
新見市 第48回新春ロードレース
 第48回新見市新春ロードレース大会(新見市・市教育委員会主催、OHKスポーツ振興財団共催、市スポーツ協会・市陸上競技協会主管)が3日、防災公園を発着点に周辺を巡るコースで開かれた。今年は市内外の男女153人が出場し、10種目に分かれて走り初めで爽やかな汗を流した。
2025年1月3日(金)号より
未来への飛躍に新たな一歩
華やかに新見市二十歳の集い
205人が出席 人生の「旅路」節目を祝う
 今年度新見市二十歳の集い(実行委員会、市、市教育委員会主催)が2日、まなび広場にいみ大ホールで行われた。一足早く205人(男110人、女95人)がスーツや華やかな振り袖などの晴れ着姿でスローガンでもある人生の「旅路」の節目を祝い、未来への飛躍に向かって気持ちも新たに大きな第一歩を踏み出した。
2024年12月30日(月)号より
初詣客に縁起物を
市内各神社 迎春準備が大詰め
 慌ただしい年の瀬に新見市内の神社ではおおむね、新年の初詣客を迎える準備を整えた。高尾の国司神社では今年9月から進めてきた迎春準備作業が大詰めを迎えている。29日は交通安全や家内安全、学業成就などのお守り、お札、破魔矢、絵馬などを社務所に並べ、多くの参拝者が訪れる正月三が日に備えた。
2024年12月28日(土)号より
「二十歳の集い」に向け最終準備
1月2日㈭の本番前にリハも 当日は204人が出席予定
 来年1月2日に開かれる「新見市二十歳の集い」(市、市教育委員会、市二十歳の集い実行委員会主催)に向け、27日にまなび広場にいみで最終準備が行われた。実行委員会のメンバーが看板や配布物などを整えたほか、式典のリハーサルを通して本番の流れを確認した。当日は204人の出席が予定されている。
2024年12月27日(金)号より
より良いまちにするためには
公立大生の新見会が初企画 ふるさとまつりなど語り合う
 新見市出身の新見公立大学生で組織する新見会は22日、市民らと意見交換をする「新見について語り合おう!クリスマス会」をNiU新見駅西サテライトで開催。初回は「新見ふるさとまつりの復活」「伝統文化の活用」をテーマに新見市をより良いまちにするための案を出し合った。
2024年12月26日(木)号より
サンタが夢と喜び届ける クリスマスに合わせて家庭訪問
新見商店街と大竹会「素直で心豊かな人に育って」
 クリスマスに合わせて、市内の2地域でサンタクロースが家庭を訪問し、子どもたちに夢と喜びを届けた。新見中央商店街では同商店街振興会が12年目、哲西町大竹では地域運営組織の大竹会が3年目の活動として取り組んだ。サンタクロースからプレゼントを受け取った子どもたちは「サンタがうちに来た!」と歓声を上げ、大喜びした。
2024年12月25日(水)号より
家族や親戚と交流深めて
市内小中学校2学期終業式 きょうから冬休み
 新見市内の全ての小中学校(15小5中)で24日、一斉に2学期の終業式が行われ、今日から冬休みに入った。このうち、千屋小学校では多目的教室で式があり、児童代表がそれぞれ2学期に頑張ったことを発表した。竹元校長が「2学期はたくさんの行事があったが、他校や地域の人と協力し合って稲刈り、料理教室、修学旅行や音楽会などとてもよく頑張った。お正月は家族や親戚が集まる時なので交流を深めて楽しんでほしい」とあいさつ。児童はけがや病気をしたり、事故に遭ったりしないように注意点を聞いた。
2024年12月24日(火)号より
唐松地区の堤防かさ上げへ 西日本豪雨で越水箇所
備中県民局新見事務所 高梁川など改修説明会
 備中県民局新見地域事務所は18日、平成30年の西日本豪雨で床上浸水など甚大な被害が出た唐松地区で河川改修事業の説明会を開き、住民らに理解と協力を求めた。氾濫し越水した高梁川と小坂部川の堤防を広範囲でかさ上げするもので、事業完了は順調に進めば10年以内を目指す。
2024年12月23日(月)号より
来年4月からプラ分別収集 ごみ減量化、資源循環へ
新見市 来年2月まで住民に説明会
 新見市はごみの減量化、リサイクルの推進を目的に来年4月から市内全域のごみステーションでプラスチックの分別収集を始める。17日夜の菅生市民センターを皮切りに環境課職員が具体的な方法を地域住民に説明しており、同会場では「無理はせず、取り組みやすいところから始めて」と協力を求めた。説明会は来年2月20日㈭まで計画している。
2024年12月21日(土)号より
哲西福祉会、恵仁会(東城)災害時の応援協定を締結
利用者受け入れや物資提供など 人材確保の連携も視野に
 特別養護老人ホーム哲西荘などを運営する哲西福祉会(哲西町矢田)と介護老人保健施設こぶしの里などの運営を手がける恵仁会(庄原市東城町)は13日、災害時における相互応援に関する協定を結んだ。両社会福祉法人とも県境を越えての協定は初めてで、将来的には人材確保についての連携も視野に入れるという。
2024年12月20日(金)号より
愛好者が初滑り楽しむ
いぶきの里スキー場 県内トップで営業スタート
 県内スキー場のトップを切って千屋花見のいぶきの里スキー場が19日、今季の営業をスタート。市内外のスキーやスノーボードの愛好者が初滑りを楽しんだ。ゲレンデ整備のため予定より約1時間遅れてオープン。正午前から初級者向きのセンターコース(全長200㍍、平均斜度11度)、午後から同じくイルミネーションコース(全長400㍍、平均斜度10度)を開放した。なお、ゲレンデは全コースが今週末までに、家族向けのキッズパークが26日㈭以降にオープンする。
2024年12月19日(木)号より
ツリー作りやビンゴで交流
公立大SA 住民らとXマスイベント
 新見公立大学の学生主催によるクリスマスイベントが14日に西方のNiU新見駅西サテライトで催され、来場者と学生が交流しながら一足早いクリスマスを楽しんだ。この日は住民や親子連れらが訪れ、同サテライト内に隠された6個のお宝を探す宝探しや工作に挑戦した。
2024年12月18日(水)号より
地域スポーツ活性化への決意新たに
協賛企業や歴代会長らに感謝状
新見ソフトボール連盟 発足20周年記念式典
 新見ソフトボール連盟は15日、高尾のAコープあしん2階生活センターで発足20周年記念式典を開いた。歴代会長や登録チームの関係者、協賛企業ら約40人が出席して節目を祝い、地域スポーツの活性化への決意を新たにした。
2024年12月17日(火)号より
新見の玄関口を明るく
駅前連合町内会 イルミネーション点灯
 新見駅前連合町内会は15日夕、西方の駅前広場などでイルミネーションを点灯した。来年1月17日㈮?までの午後5時半~10時、新見市の玄関口を明るく飾る。今年は昨年より2000球多い約3万5000球のLEDを使い、「縁の広場」にツリー形のイルミネーションを施したほか、NiU駅西サテライトに通じる道路沿いなどをさらに明るくした。
2024年12月16日(月)号より
600年超の伝統守り184枚
日咩坂鐘乳穴神社 五穀豊穣など祈り「おへら焼き」
 豊永赤馬、日咩坂鐘乳穴(ひめさかかなちあな)神社の氏子が代々受け継いでいる「おへら焼き」が14日、豊永佐伏岩本二区で行われ、氏子たちが五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈った。焼いたのは氏子と関係者の数を合わせて184枚。その日のうちにのし紙で包み、翌日に神社に奉納。おはらいを受けたあと、手分けして全氏子に1枚ずつ配った。
2024年12月14日(土)号より
婦人会活動の原点を再確認 中山さん夫妻の漫才講演も
市婦協と市民運動推進協 120人が参加して大会
 新見市婦人連合協議会と同市民運動推進協議会は8日、まなび広場にいみ小ホールで今年度の大会を開いた。会員、来賓ら約120人が参加して婦人会活動の原点を再確認。後半は夫婦漫才コンビ、中山まさともさん・つかささんの講演に耳を傾け、連帯感を高めた。
2024年12月13日(金)号より
「旬感広場」グランドオープン 新価値提供するカフェレストランも
JA晴れの国岡山 きょう総社でセレモニー
 JA晴れの国岡山は今日13日㈮、総社市岡谷に大型複合施設「旬感(しゅんかん)広場」をグランドオープンする。県内最大級の農畜産物直売所「晴れのち晴れ」を核とした施設で、直営カフェレストラン「SORA&SUN(そらあんどさん)」、食農教育や被災支援を見据えて可動式キッチンを導入した会議室などを併設。
2024年12月12日(木)号より
文化財を火災から守れ 圓通寺山門への延焼を想定
市消防本部 団と合同訓練で対応確認
 1月26日の「文化財防火デー」を前に、火災から貴重な文化財を守り市民の文化財愛護意識を高めようと、新見市消防本部は7日、市の重要文化財に指定されている山門がある大佐永富の圓通寺で防火訓練を実施。市消防団と合同で対応を確認しながら放水訓練や防火設備の点検なども行った。
2024年12月11日(水)号より
19日㈭オープンへ無事故と降雪を
いぶきの里スキー場で安全祈願祭
 22年目のシーズンを迎える千屋花見、いぶきの里スキー場で10日に安全祈願祭が行われ、関係者がシーズン中の無事故と降雪を祈った。運営会社いぶきは、県内と近隣地域で最も早い12月19日㈭のオープンに向けてゲレンデ準備を進めている。また、年々増加するインバウンド観光客への対応を強化するため、台湾の国立台中科技大学との連携プログラムを開始する。
2024年12月10日(火)号より
今季初のまとまった積雪に
千屋花見11㌢ 大井野君山16㌢ 小学校では雪かきも

 新見市北部では8日と9日に断続的に雪が降り、今季初めてまとまった積雪になった。8日は千屋花見の新見千屋温泉いぶきの里の駐車場に停めてあった車が雪で覆われた。また、9日は千屋小学校で3~4㌢の積雪があり、午前7時過ぎから教職員が登校する児童のために校舎玄関前や周辺をスコップでかいたり、凍結防止剤をまいたりした。
2024年12月7日(土)号より
オープンに向けて準備
いぶきの里スキー場 リフトの座席を取り付け

 千屋花見にあるいぶきの里スキー場の運営会社いぶきは6日、スキー場内に3基あるリフトの座席取り付け作業を行い、今月19日㈭に予定しているオープンに備えた。リフトは第1トリプル、第2ペア、第3ペアの3基で座席数は合わせて216。3日に取り付け作業を始め、この日で完了した。作業員は重機でつり上げた座席をリフトのワイヤにかけ、一つ一つをしっかりと固定した。同スキー場は造雪機と降雪機を稼働してオープンまでにコースを整備する。10日㈫にはシーズン中の無事を祈る安全祈願祭を行う。
2024年12月6日(金)号より
周遊促すアプリ開発に挑戦 観光課題解決にハッカソン
新見JC 人材育成目的に初開催

 新見JC・新見青年会議所は30、1の両日、岡山共生高校視聴覚室で「社会課題解決型ハッカソン」を開催。参加者がアイデアを出し合い、新見市の観光課題を解決するため周遊を促すアプリの開発に取り組んだ。2日間にわたり、新見市が抱える観光課題について学び、プログラミングの特別な知識を必要としないノーコードツールを使って斬新なアイデアを形にする作業に挑んだ。
2024年12月5日(木)号より
熱分解装置の普及機を発表 価格やエネルギー消費抑える
新見ソーラーカンパニー 東京見本市で先行予約

 使用済み太陽光パネルを再利用可能な資源に戻し、新たなパネルに再生する水平リサイクルを可能にする技術で国内外から注目を集めている新見ソーラーカンパニーは2日、岡山市内で会見を開き、導入しやすい低コストかつ省エネルギー設計の佐久本式ソーラーパネル熱分解装置・ライトモデル(普及機)を発表した。同社は2030年代後半に見込まれる大量廃棄時代や国が議論を始めたリサイクル義務化に対応するため、量産体制を整える考え。
2024年12月4日(水)号より
「新見市の創生に協力を」 石田新市長の任期スタート
初登庁式で訓示 市民の暮らし守りたい

 11月17日投開票の新見市長選で初当選した元市議会議長の石田實市長の1期目が3日、スタートした。初登庁後の式で職員を前に「新見市の問題課題は多岐にわたる。任期4年のうち、3年間で目鼻をつける『千日改革』をスローガンに市民約2万6000人の生命、財産、暮らしを守りたい。皆さんの英知、発想と情熱が必要。市の創生に協力を」と呼びかけた。
2024年12月3日(火)号より
岡山文庫出版記念名品展 書籍掲載の作品を展示
新見美術館 初日は記念講演会も

 新見美術館で30日、「開館35周年・岡山文庫60周年 岡山文庫出版記念 新見美術館名品展」が始まった。新見市、市教育委員会、同美術館、テレビせとうち主催。初日は日本文教出版(岡山市)の社員による記念講演が行われ、岡山文庫の成り立ちと歴史、335冊目となる新見美術館編の制作エピソードなどを振り返った。会期は2月16日㈰まで。
2024年12月2日(月)号より
船川八幡宮拝殿で備中神楽
実行委 地域安寧など願い奉納

 船川八幡宮の氏子らでつくる奉納神楽実行委員会は30日夜、同宮拝殿で備中神楽を催し、地域安寧と家内安全を願った。この夜は、岡山県南西部で活動する神光(しんこう)社が訪れて本格的な神楽舞を披露。同社に所属する相原さんも一流の神楽太夫たちに交じり勇壮な舞を見せ、観客から大きな拍手を浴びた。
2024年11月30日(土)号より
時空超える生命の循環表現
法曽で新作タペストリー展 

 むらかみよしこさんのタペストリー展が猪風来美術館(法曽陶芸館)で開かれている。手紡ぎ・草木染・手織り作品を手がけている作家の個展。展示は大小26点で、このうちの9点が完成までに約1年2カ月を要した新作。羊の原毛を紡ぎ、多くを法曽で採取した植物で草木染にした約100色の糸を使い、主につづれ織りの手法で制作している。
2024年11月29日(金)号より
子どもメディカルラリー
ピオーネプロジェクト 心肺蘇生法など学ぶ

 子どもたちに楽しみながら応急処置を体験してもらう「新見子どもメディカルラリー」が24日に新見公立大学内の地域共生推進センター棟で開かれ、小学生が心肺蘇生法やけがの手当ての仕方を学んだ。
2024年11月28日(木)号より
新見庄ゆかりの地巡りナゾトキ
郷土の歴史に理解深める
まちづくり委 初企画に小学生親子が参加

 新見市内に点在する中世・新見庄ゆかりの地を巡る市民学習講座「新見庄ナゾトキバスツアー」が24日に初めて行われ、小学生の親子らが郷土の歴史に理解を深めた。昨年6月に発足した中世東寺領新見庄を活(い)かしたまちづくり委員会が初めて企画。小学5、6年生を募集したところ、7組18人が参加した。
2024年11月27日(水)号より
115系湘南色や銀河を撮影
鉄道ファンに新見をPR
「森の芸術祭」閉幕行事 列車展示と全力見送りも

 24日に閉幕した「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。前日の23日、JR新見駅構内の列車区で同芸術祭を記念した「115系湘南色&WEST EXPRESS銀河 展示会in新見列車区」があり、県内外の鉄道ファンでにぎわった。また、最終日は新見駅ホームで駅や市、市観光協会職員ら約20人が来場者を全力で歓送。改めて新見市の観光をPRした。
2024年11月26日(火)号より
実りの秋に頭打ちで感謝
哲多町成松諏訪山八幡 ばちを手に踊り太鼓たたく

 哲多町成松の諏訪山八幡神社で19日、実りの秋に感謝する踊り「頭(かしら)打ち」が行われ、参拝客らでにぎわった。諏訪山八幡神社では頭打ち保存会が企画し、本郷小学校の3~6年生24人が参加。花笠をかぶり、かすりの着物に白はかま姿で色とりどりの長いたすきを背中に着けた「飛び子」に扮(ふん)した。
2024年11月25日(月)号より
新そばの風味楽しんで イベントや文化祭も大盛況
草間里山の会と営農組合 初の収穫感謝祭

 地域運営組織の草間カルスト里山の会と草間台営農組合は23日、草間市民センター周辺で新そば収穫感謝祭2024を開催した。収穫したばかりの地元産ソバを多くの人に味わってもらおうと初めて企画したもので、来場者は新そばの風味やイベントを存分に楽しんだ。
2024年11月23日(土)号より
木造駅舎巡って風情を堪能
利用促進狙う初の試み
市観光協会 JR芸備線探訪の旅ツアー

 新見市観光協会は16日、JR芸備線の魅力を発信する「芸備線木造駅舎探訪の旅」ツアーを行った。利用促進を狙った初の試みで、参加者が新見市と庄原市の木造駅舎を巡り、風情のある景観を楽しんだ。
2024年11月22日(金)号より
倉芸学生が鑑賞サポート
まなびの森図書館の森芸作品

 倉敷芸術科学大学の学生による巨大ペインティングの鑑賞サポートが16日、展示会場のまなびの森新見図書館2階から3階に続く吹き抜け空間で行われ、多くの来館者が学生たちの解説に耳を傾けた。鑑賞サポートには同大学教員と学生ら8人が来館。学生たちは来館者に積極的に寄り添い、制作経緯、作者のプロフィールなどを紹介していた。
2024年11月21日(木)号より
女性が輝けるまちづくりテーマに
市議会 意見交換会に90人参加

 新見市議会は、「女性が生き生きと輝けるまちづくり」をテーマに議会報告・意見交換会を開催。2日間で計90人が参加し、ワークショップで家庭や地域、社会における女性の役割や望ましい姿について話し合った。出された意見や要望は議会活動に反映させていくという。
2024年11月20日(水)号より
石田氏に市長当選証書
市選管 「リーダーとして尽力を」

 新見市選挙管理委員会は19日、去る11月17日投開票の新見市長選で初当選した石田實氏へ当選証書を付与した。当選証書を手にした石田氏は意気込みを新たにした。
2024年11月19日(火)号より
「市民ファーストの市政を」 新見市長選から一夜明け
初当選の石田氏 千日改革の決意新たに

 現職と新人の一騎打ちとなった新見市長選挙で石田實氏(68)が初当選を果たした。一夜明けた18日、3年間を目途に目鼻を付ける公約「千日改革」の実現に意欲を見せ、「これまでの施策が市民のためになっているかを費用対効果の視点で総点検し、職員の力を総動員して市民ファーストの市政を推進したい」と決意を新たにした。
速報
新しい新見市長に石田氏
現職との激しい選挙戦制す
「スピード感を持って対応」 投票率68.9% 戎氏304票差で涙

 任期満了に伴う新見市長選は17日に投開票され、無所属の新人で元市議会議長の石田實氏(68)が7919票を獲得して初当選を果たした。現職で1期目の戎斉氏(68)との激戦を制した石田氏は「有言実行。スピード感を持って対応していく」と気を引き締めた。投票率は68・89%。戎氏は304票差で涙をのんだ。
2024年11月16日(土)号より
特賞は5万円相当の牛肉
千屋牛振興会 スタンプラリー開催中

 千屋牛振興会は15日から「食べ歩き! 買いまくり! スーパースタンプラリー」を実施している。千屋牛肉の消費・販売促進を狙った大規模キャンペーンで令和2年度からスタートし4回目。特賞(10人)には5万円分相当の千屋牛肉を贈る。
 市内の指定15販売店、28外食店で商品の購入または飲食をすると、1000円ごとに専用はがきにスタンプを1個押してもらえ、5個集めれば応募できる。
2024年11月15日(金)号より
60年ぶりに児童が巫女舞
石蟹大本八幡神社 秋祭りに合わせて奉納

 石蟹の大本八幡神社で10日に秋祭りが催され、約60年ぶりに地元の児童4人が巫女(みこ)舞を奉納した。同神社では祭典に合わせて「浦安の舞」を披露するのが伝統だったが、住民の話では昭和33年を最後に途絶えていた。復活の構想を持ち、草間の岩山神社、土橋の八門神社でも実現した宮司から相談を受け、今年発足した地域運営組織の石蟹住みよいまちづくりの会が協力。氏子から巫女を募ったところ、新見南小学校6年の4人が引き受けた。
2024年11月14日(木)号より
安全安心を守る象徴に
危険物安全協 消防本部に新旗を寄贈

 新見市危険物安全協会は7日、新見市消防本部の消防長室で新しい消防旗の贈呈式を行った。旧消防旗が約50年を経て老朽化が進んでいたことから、来年に予定されている消防新庁舎への移転新築に合わせて、今年度事業の一環として実施した。
2024年11月13日(水)号より
選抜大会へ弾み付けて
中国高校ソフトボール新人大会 新見で選手壮行式

 新見高校は6日、同校体育館で第28回中国高校ソフトボール新人大会に出場する新見高校男子ソフトボール部の壮行式を開いた。同部は高梁との合同チームで県秋季選手権に挑み、見事優勝。来春の全国選抜大会と今回の中国新人大会の出場権を得た。また、同大会に出場する岡山共生高校の壮行式も5日に行われ、選手が活躍を誓った。
2024年11月12日(火)号より
有権者が次々に投票へ
市長選 移動含め期日前始まる

 新見市選挙管理委員会は11日から市役所南庁舎、4支局で市長選挙の期日前投票を受け付けている。期間は16日までの午前8時半~午後8時。市役所南庁舎には朝から次々に有権者が訪れて一票を投じた。
2024年11月9日(土)号より
心一つに合唱や合奏を披露
新見地区小中音楽会 70回の節目に総勢400人出演

 第70回新見地区中学校区小中学校音楽会が6日、まなび広場にいみ大ホールで開かれ、同校区にある10小1中の児童生徒総勢約400人が心を一つに合唱や合奏を披露した。練習の成果を発表する場で学校間の交流を図ろうと、市教育研修所と同音楽会運営委員会の主催。
2024年11月8日(金)号より
優秀作品の幼児たたえる
新見市防火委 消防写生大会の表彰式

 消防写生大会の表彰式が7日に市役所南庁舎で行われ、優秀作品に選ばれた幼児をたたえた。今年は市内10の幼年消防クラブから247点が寄せられ、10月の審査で最高位の県知事賞をはじめ、特別賞16点と佳作32点を選んだ。
2024年11月7日(木)号より
二十歳の集いに出席を 1月2日㈭まなび大ホールで
実行委 275人分の案内状を準備

 新見市二十歳の集い実行委員会(池田悠人委員長・18人)は来年1月2日㈭午後2時からまなび広場にいみ大ホールで予定している本番に向け、準備を進めている。スローガンに音楽家の藤井風さん(里庄町出身)が作った楽曲を由来とする「旅路」を掲げ、周囲から受けた愛に感謝して今後の人生をより良いものにするため多くの出席を呼びかけている。
2024年11月6日(水)号より
趣向凝らし音楽芸能祭 延べ19団体100人が出演
年1回の晴れ舞台 まなび大ホールで成果発表

 第46回新見市音楽芸能祭が「文化の日」の3日、まなび広場にいみ大ホールで開かれた。延べ19団体の約100人が年1回の晴れ舞台に向け、練習した成果を発表。それぞれに趣向を凝らした全19演目に客席から大きな拍手が送られ、文化・芸術の秋にふさわしい一日となった。
2024年11月5日(火)号より
大勢の来場者が大佐を満喫
三輪車レースなどイベント多彩に
ふるさとまつりで地域活性化

 交流を通して大佐地域の活性化につなげる大佐ふるさとまつりが3日、おおさ総合センター周辺で開かれた。新見市内外から大勢の家族連れらが訪れ、恒例の餅・あめ投げや方谷三輪車レース、地元の子どもたちによるステージイベント、屋台村やキッチンカー、ワークショップの体験コーナーといった多彩なイベントを楽しみ、大佐を満喫した。
2024年11月4日(月)号より
全ての子どもたちにアートを 児童の豊かな感性育む
西方小と大原美術館が連携 福武「ハロー!ミュージアム」

 西方小学校で30日に3、4年生21人が美術館のポストカードを題材にした作品の発表と対話型の鑑賞を行った。福武教育文化振興財団の助成事業「ハロー!ミュージアム」の一環で、児童が本物のアートに触れて感性を育み、新しい考えを創造することが目的。新見市内では西方小が初めてで、今回は大原美術館(倉敷市)と連携して実施した。
2024年11月2日(土)号より
リンドウで巨大「にーみん」アート
子供たちが地元の魅力学ぶ 新見駅に展示しPRに一役

 子供たちが新見市の特産のリンドウについて学ぶフラワーアート制作体験が27日、西方の新見駅前交流センターで開かれた。新見JC・新見青年会議所が主催し、市オリジナル品種の青紫のリンドウを使ってマスコットキャラクター「にーみん」のフラワーアート(縦2.1㍍、横2.4㍍)を仕上げた。現在、JR新見駅に展示しており、特産品PRにも一役買っている。
2024年11月1日(金)号より
AI配車とWeb予約を導入 地域交通「乗合タクシー」に
新見市 業務効率化と利便性向上へ

 新見市は、地域交通「にいみ乗合タクシー」にAIを活用した配車システムとWeb予約機能を導入した。AIがリアルタイムで利用者の予約内容を解析し、最適な運行ルートを自動で算出することで、効率的な配車と待ち時間の短縮を実現。市は、事業者の業務効率化と利用者の利便性向上を目指し、住みやすい生活圏の形成につなげたい考え。