2024年10月22日(火)号より
秋の味覚と交流楽しむ
哲西町大竹会 岡山元気集落の取り組み

 哲西町大竹の地域運営組織、大竹会は14日、秋の収穫祭を開き、地域住民が交流を楽しんだ。岡山県が進める住民主体で地域の活性化を図る「岡山元気集落」の取り組みの一環で防災時の調理実習、ハロウィーンにちなんだ工作も兼ねた。
2024年10月21日(月)号より
新見市長選投票の一助に 立候補予定者の公開討論会
青年会議所 市民ら180人が耳傾ける

 11月10日㈰告示、17日㈰投開票の新見市長選に立候補を予定している2人の公開討論会が19日、まなび広場にいみ小ホールで行われた。投票率、若者をはじめとする市民の市政への関心を高め、市長選出の参考にしてもらう新見JC・新見青年会議所の試みで、市民ら約180人が重点施策など7項目の質問に対する発言や主張に耳を傾けた。
2024年10月19日(土)号より
11人の努力と功績たたえる 知識と技術の伝承を
新見地区雇用開発協 永年勤続者の表彰式

 新見地区雇用開発協会は16日、新見商工会館で永年勤続者の表彰式を行い、新見市内の8事業所に勤める男女11人の長年にわたる努力と功績をたたえた。高齢者の雇用促進と職場定着を図るとともに、後輩たちに知識と技術を伝えるよう期待を寄せた。
2024年10月18日(金)号より
県内初「移動期日前投票所」 関心向上「初めての一票」も
市選管 新見高生の陳情から実現

 衆議院選挙と県知事選挙の期日前投票が行われている中、新見市選挙管理委員会は17日、新見公立大学キャンパス内に「移動期日前投票所」を開設した。新見高校の生徒による陳情から実現した県内初の試みで若者の投票率向上を目指す。この日は岡山県共生高校でも実施され、10月24日㈭にかけて新見高校、健康の森学園を含む4会場で計8回開設する。
2024年10月17日(木)号より
全国出場8選手が健闘誓う
新見市 障害者スポーツ大会壮行会

 10月26日㈯から佐賀県で始まる第23回全国障害者スポーツ大会の壮行会が11日夕に市役所南庁舎で行われ、新見市から出場する8選手が健闘を誓った。大会は陸上や水泳、車いすバスケットボールなど計8種目が行われる。
2024年10月16日(水)号より
立ち見厳禁「武器行列」厳かに 新見市街地で土下座まつり
公立大生もダンスなどで盛り上げ

 「土下座まつり」が新見市街地で古式にのっとり行われた。15日は江戸期から320年超の伝統を受け継ぐ御神幸武器行列(市指定重要無形民俗文化財)が新見木谷の船川八幡宮を起点に約3㌔を厳かに練り歩いた。盛り砂や幕などが飾られた道沿いで、見物客が習わし通りに静かに座って行列を迎え、格調高い時代絵巻に見入った。
2024年10月14日(月)号より
稲わら使い古式通りに
船川八幡宮 本拝殿のしめ縄を新調

 新見木谷の船川八幡宮は12日、同宮拝殿横で本殿、拝殿ほか各社(やしろ)に奉納するしめ縄を新調した。14日㈪と15日㈫に催される秋季大祭を前に実施したもので、古式通りに本拝殿のしめ縄を新しくするのは13年ぶり。一般市民も参加したのは初めて。
2024年10月12日(土)号より
新見市から2団体が受賞 優れた取り組みたたえる
備中県民局 地域づくり推進賞の表彰式

 備中県民局は9日、倉敷市の本局で管内の優れた活動や取り組みをたたえる地域づくり推進賞の表彰式を開いた。新見市内からは大原観光果樹園と地域運営組織の田治部みらい会の2団体が受賞した。
2024年10月11日(金)号より
関連イベント盛りだくさん
船川八幡宮秋季大祭 14日㈪と15日㈫土下座まつり

 10月14日㈪と15日㈫の両日、新見市街地中心部で船川八幡宮の秋季大祭「土下座まつり」が行われる。14日は午後7時から同宮で宵宮祭の湯立ての神事があり、かがり火が辺りを照らす幻想的な空間で神職が古式ゆかしく神事を行う。15日は午前10時から同宮で本殿祭。午後から新見大名行列保存会が320年以上の歴史がある御神幸武器行列を仕立て、1時半ごろに鳥居前を出発し、新見宮地町の御旅所まで往復3㌔を練り歩く。行列の後ろに各神社の神輿、子ども神輿、新見公立大学生の神輿、お囃子隊、創作ダンスが続く。
2024年10月10日(木)号より
正しく学んで健康づくり 専門講師がポイント指導
新見市 哲西でラジオ体操講習会

 ラジオ体操で健康なまちづくりを―。正しく学んで地域に広め、運動習慣を定着させて市民の健康づくりに役立てようと新見市は5日、きらめき広場・哲西で新見ライオンズクラブ、市内郵便局との共催でラジオ体操講習会を開催。市民、スタッフら約90人が専門講師から一つ一つの運動の意味、目的、注意点などを教わった。
2024年10月9日(水)号より
肉料理や地元の新米を堪能 千屋牛やジビエ、森林どり並ぶ
まち活実行委 第2回にいみ肉inてっせい

 新見市内のおいしい肉をたくさんの人に味わってもらい、魅力を発信する第2回「にいみ肉inてっせい」が6日、哲西町矢田の道の駅「鯉が窪」周辺で開かれ、県内外から訪れた大勢の来場者が特産の千屋牛やジビエ、森林どり、新米を堪能した。
2024年10月8日(火)号より
「哲西栗」選別と出荷始まる
小ぶり多いが甘み十分 例年並み1.5㌧収穫見込む

 哲西地域特産の「哲西栗」の出荷作業が5日から始まり、生産者でつくる哲西栗生産組合は哲西町上神代にある集荷場で選別や箱詰め作業に追われている。今年は雨が少なく小ぶりになったが、快晴が多かったため甘みは十分。収穫量は例年並みの約1.5㌧を見込んでいる。
2024年10月7日(月)号より
多彩なステージと屋台 地域活性化と特産品PRへ
神郷ふるさと祭 家族連れら3500人でにぎわう

 第36回神郷ふるさと祭が6日、神郷下神代の夢すき公園で開かれた。神郷イベント実行委員会が主催。備中神楽や歌謡ショーなど多彩なステージとたくさんの屋台を目当てに家族連れら3500人(主催者発表)でにぎわった。
2024年10月5日(土)号より
力を合わせ糖尿病患者の支援を 市内の医療スタッフが参加
県対策専門会議 初のサポーター交流会

 糖尿病の治療には薬物療法と共に、食事や運動など生活習慣の改善が重要なことから、医療スタッフが力を合わせて糖尿病患者を支援しようと、岡山県糖尿病対策専門会議は29日、NiU新見駅西サテライトで県内初の「おかやま糖尿病サポーター交流会」を開催。新見市内の歯科医師、看護師ら医療スタッフ30人が参加して糖尿病の最新医療機器に知識を深め、患者支援について意見を交わした。
2024年10月4日(金)号より
備北総体に向け「勝負めし」 部活動を通じた食育実践
モデル校哲多中 栄養教諭の指導で3年生考案
 哲多中学校の3年生が考案した試合に勝つための「勝負めし」給食が1日、新見市内の小中学校で提供された。同校は今年度、市内で初めて部活動を通じた食育の実践モデル校として岡山県の指定を受けている。年間を通して学びを深めており、今回は備北地区秋季総合体育大会に向けての特別な献立だった。
2024年10月3日(木)号より
刑部小児童「つる」を合唱 方谷の生涯を例えた歌
大佐公民館 作詞作曲の松原さんが指導
 大佐公民館は30日、ボイスクリエーターの松原徹さんを刑部小学校に招き、児童に自ら作詞作曲した山田方谷(1805~1877年)に関する歌「つる(方谷の生涯)」の歌唱指導をしてもらった。松原さんは、定期的に同公民館を訪れて地区民らに歌の楽しさを伝えているが、児童に指導したのは初めて。
2024年10月2日(水)号より
新見駅前に活気呼び込む
社会実験の相乗効果も にいプロリバーサイドバー
 「2024リバーサイドバーにいみ」が28日夕から夜にかけてJR新見駅前の高梁川親水公園で開かれ、多くの来場者が思い思いのひとときを過ごして一帯に活気を呼び込んだ。アウトドアチェアを持ち込み、川の音を聞きながら飲食と語らいを満喫するイベントで3回目。これまで新見市の委託事業として新見まちづくりカンパニーが企画と運営を担っていたが、新見駅周辺みらいプロジェクト(愛称=にいプロ)の主催イベントとなった。
2024年10月1日(火)号より
選手がスポ少団員に熱血指導 基本動作を楽しく体験
日本女子リーグ ソフトボール普及活動の一環で
 27日から新見ピオーネ球場で開かれた第57回日本女子ソフトボールリーグプラチナセクション第4節・岡山大会。期間中の28日、出場選手が普及活動の一環として新見市のスポーツ少年団員らを相手にクリニックを行い、小中学生に基本動作を中心に熱血指導した。
2024年9月30日(月)号より
県北初「森の芸術祭」開幕
新見など5エリアに展示 津山でテープカットなど式典
 岡山県北12市町村を舞台にした初めての国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が28日に始まった。初日は津山市で開幕式が行われ、アートディレクターの長谷川祐子さんは「隠れた資源がキーワード。アーティストの力を使って見える化していく」と力を込めた。期間中、新見市や奈義町など5エリアに国内外で活躍する43人のアーティストが手がけた現代アートを展示。会期は11月24日㈰まで。
2024年9月27日(金)号より
マイケル・リンさん企画
きょうから森の芸術祭 まなび図書館に大型パネル
 岡山県北12市町村で今日28日㈯から「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開幕し、まなびの森新見図書館ではマイケル・リンさんの作品公開が始まる。台湾出身のマイケルさんは伝統的なテキスタイルを借用して商業施設などの壁や床を彩り、日常に溶け込んだ親しみのある作品を展開する現代美術家で、主に台湾のテキスタイルを用いた作品が多い。マイケルさんは芸術祭に向け、作品作りのヒントを得るために今年6月に来新。新見千屋温泉いぶきの里、鯉が窪湿原、千屋牛の牧場など市内の観光地を巡って地域の特色をリサーチした。
2024年9月27日(金)号より
新見市長選説明会に2陣営 現新の一騎打ちか 11月17日㈰投票
市選管 「明るくきれいな選挙を」
 新見市選挙管理委員会は26日、市役所南庁舎で市長選の立候補予定者説明会を開催。2陣営が出席し、現職と新人による一騎打ちの公算が大きくなった。任期満了に伴う市長選は11月10日㈰告示、同月17日㈰投開票。市選管は「明るくきれいな選挙を」と呼びかけた。
2024年9月26日(木)号より
8年ぶり2回目の優勝
新見城山壮年ク ソフトボール全日本大会
 第39回全日本壮年ソフトボール大会が21日から23日まで東京都八王子市ほかで行われ、新見城山壮年クラブが8年ぶり2回目の優勝を飾った。大会は、雨の影響で2日目が中止になったため、最終3日目の準々決勝戦がそのまま優勝決定戦になり、新見城山壮年クをはじめ4チームが同時優勝となった。
2024年9月25日(水)号より
下刈り作業通して保全活動
JTの森鯉が窪 「森づくりの日」に合わせて
 哲西町矢田の国指定天然記念物「鯉が窪湿原」の近くにある新見市有林「JTの森鯉が窪にいみ」で21日、JT(日本たばこ産業)の社員や地元企業が森林保全活動に取り組んだ。この日は、同社員と地元企業から約90人が参加。参加者は昨年度の保全活動で植樹した花粉の飛散が少ないスギの成長を促すために、5班に分かれて担当エリアの下草を刈った。子どもたちも保護者に教えてもらいながら慣れない鎌を使い、40分間作業に励んだ。
2024年9月24日(火)号より
息を殺して慎重に作業
新見美術館 ワークショップで箔貼り体験
 新見美術館は22日、喫茶ルームを兼ねた同館休憩室でワークショップ「箔(はく)貼り体験・水辺を描く」を開き、市内外の13人が日本画の一技巧に触れた。現在、開展中の「神戸智行―千年を描く」で展示している縦3㍍×横12・8㍍の神戸さんの大作「陽のあたる場所」に散りばめられた水面の葉をモチーフに制作した。
2024年9月23日(月)号より
森の芸術祭を盛り上げよう 観光振興と交流拡大へ
情報共有の連絡協議会 市内4会場の詳細説明
 岡山県北12市町村を舞台に9月28日㈯から始まる初めての国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に備えて新見市は19日、市役所南庁舎で連絡協議会を開き、市内4会場の作品展示や市独自の取り組み、構成団体が企画した関連イベントの概要について情報を共有した。それぞれの立場で盛り上げ、観光振興と交流人口の拡大を図る。
2024年9月21日(土)号より
高梁川親水公園などに滞在空間を 回遊性向上狙い効果を測定
新見駅周辺みらいプロジェクトが社会実験
 新見駅周辺みらいプロジェクトは17日、JR新見駅前と同駅前の高梁川親水公園に椅子や机、日よけを設置した滞在空間を設けた。公共空間の利活用を促進し、駅周辺の「回遊性」を向上させ、にぎわいを創出することを目的にした社会実験。10月1日(火)まで設置して効果測定を行う。
2024年9月20日(金)号より
県環境保全事業団と連携協定 豊かな自然環境を後世に
新見市 今年度は調査と現状把握を
 新見市は18日、岡山県環境保全事業団と「豊かな自然環境保全に関する連携協定」を締結した。豊かな自然環境を後世に引き継ぐことを目的にしたもので、希少生物の保護、環境学習の推進と連携などに取り組む。今年度はまず環境調査を開始し、現状把握に努める。
2024年9月19日(木)号より
審査で優秀品13点を選抜
新見市花き共進会 Aコープできょう販売
 新見市、JA晴れの国岡山新見統括本部、同JA新見花き部会は18日、高尾のAコープあしん2階パブリックセンターで今年度の花き共進会を開催。審査で優秀品13点を選び、最優秀賞の新見市長賞には田邉さんが出品した花色が濃いピンクのリンドウ「ハイジラブ3」が輝いた。出品花は今日19日㈭午前10時からAコープあしん店頭で販売する。
2024年9月18日(水)号より
「神戸智行 千年を描く」開幕 太宰府天満宮の襖絵など50点
新見美術館 初日は作家と宮司のトークも
 新見美術館は15日、菅原道真公1125年太宰府天満宮式年大祭記念の展覧会「神戸智行―千年を描く」を開幕した。日本画家、神戸智行さんが描いた太宰府天満宮文書館の襖絵(ふすまえ)の原画など約50点を展示。初日は神戸さんと西高辻信宏太宰府天満宮司のオープニングクロストークがあり、県内外から来館した多くの美術ファンでにぎわった。会期は11月24日㈰まで。
2024年9月17日(火)号より
1万2000人が新見を満喫 A級グルメや星空ランタン
FAN2024 体験活動など多彩に
 新見市の魅力を市内外に発信して交流人口の拡大を目的にした「FAN(ファン)2024」が14日、正田の憩いとふれあいの公園で開かれた。3連休の初日とあって秋晴れの中、約1万2000人(主催者発表)が訪れ、A級グルメや体験活動、星空ランタンといった多彩な催しで新見を満喫した。
2024年9月16日(月)号より
濁酒造りが本格化
船川八幡宮 秋季大祭に備え「初添仕込」
 新見木谷、船川八幡宮の斎館内にある酒造殿で14日、秋季大祭に献上する濁酒(どぶろく)の「初添(はつぞえ)仕込」が行われ、仕込み作業が本格化した。同宮の濁酒は毎年9月になると準備に取りかかる。今年は9日に麹(こうじ)米5㌔、蒸米10㌔、水16㍑で酵母を造る「酒母仕込」を済ませていた。
2024年9月14日(土)号より
やくも新型車両がバスに ブロンズ色にラッピング
阿新クレーンJR西日本 「森芸」シャトルバスにも
 阿新クレーンとJR西日本が12日、JR新見駅前で特急やくも新型車両と同じデザインのラッピングバスを披露した。貸し切りバスとして運用するほか、9月28日㈯から県北エリアで開かれる「森の芸術祭 晴れの国・岡山」で同駅と市内の作品展示会場を結ぶシャトルバスとして活用し、機運を盛り上げる。
2024年9月13日(金)号より
有毒ガス発生想定し手順確認
新見市消防署 分署と合同で救助訓練
 化学災害を想定した新見市消防署の救助訓練が11日と12日に哲多町花木の本郷浄化センターで行われ、隊員らが有事に備えた。救助訓練は市消防署が大佐、神郷、哲西、哲多の4分署と合同で毎年行っているもので、各隊の連携、活動要領の確認、要救助者の救出、除染方法など化学災害発生時における救助技術の向上を目的にしている。
2024年9月12日(木)号より
「一つでも多く勝ち名乗りを」
市教委壮行会 城山壮年ソフト全国大会出場
 第39回全日本壮年ソフトボール大会に出場する新見城山壮年クラブの壮行会が9日夕、市役所南庁舎で行われた。新見城山壮年は6月の県代表決定戦でアイビー倉敷ソフトボール倶楽部に9対3と快勝し、4年連続6回目の本大会出場を決めた。
2024年9月11日(水)号より
販売額15億5000万円目標に
露地ピオーネ出荷始まる 市内での店頭販売も
 新見市を代表する特産品の大粒ブドウ、ピオーネ。主力となる露地ものの出荷が8日、JA晴れの国岡山新見統括本部が管轄している豊永と土橋の選果場で始まった。販売額15億5000万円を目標に10月末まで東京、大阪、姫路、岡山、広島の各市場に発送し、9日からはJAあしん広場(正田)やAコープあしん(高尾)でも販売している。
2024年9月10日(火)号より
救急や消防の仕事を体験 防災、救急医療週間に合わせ
消防フェア 親子連れ250人でにぎわう
 新見市消防署は7日、市役所南庁舎駐車場一帯で「消防フェア」を開催。親子連れら250人が参加して救急隊員や消防隊員の仕事を体験した。救急隊員や消防隊員の仕事に理解を深め、消防署を身近な存在にしてもらおうと、防災週間(8月30日~9月5日)、救急医療週間(9月3日~9月9日)にちなんで開いており、5回目。
2024年9月7日(土)号より
教え合って〝世界遺産〟作り
豊永公民館 ペーパークラフトに挑戦
 豊永公民館は5日、豊永市民センターでものづくり教室を開き、地区民ら14人がペーパークラフトを楽しんだ。〝紙で作る世界遺産〟と銘打ち、京都の平等院鳳凰堂と金閣寺に挑戦。参加者は説明書に記されていた順番に従って、作業がよく分からなかったり細かくてやりにくかったりする箇所は、積極的に仲間同士で教え合いながら仕上げた。
2024年9月6日(金)号より
黄金色の稲穂に笑顔
新見南小5年生 刈ってはで干しに
 稲作を通して食農教育に取り組んでいる新見南小学校の5年生は4日、旧明新小近くの田んぼで地域の人に教えてもらいながら稲刈りとはで干しを体験した。はで干しにした稲は9月25日㈬に脱穀し、12月6日㈮午前9時半から正田のあしん広場で販売するほか、同月11日㈬には校内で餅つき交流会を予定している。
2024年9月5日(木)号より
歴史学び生産者の声聞く
神郷北小5・6年生 千屋牛資料館と牧場見学
 神郷北小学校の5・6年生10人は3日、ふるさと学習で千屋牛資料館(千屋実)と峠田牧場(千屋花見)を訪れ、新見市特産の「千屋牛」についての知識を深めた。児童は今後さらに学びを深めて、3学期の参観日に成果を発表する予定。
2024年9月4日(水)号より
橋脚を挟み込んで2車線化 川側に対向車線を新設
備中県民局 県道新見日南線の改良着々
 備中県民局が足立地内で進めていた県道新見日南線のJR第11西川橋梁部を2車線化する改良工事が完了したことに伴い、2日午後2時、同路線の片側通行を解除。対向車線の供用を開始した。今秋からは新たな事業区間として、下流のJR第12西川橋梁部2車線化に着手する。
2024年9月3日(火)号より
ウルチ1等米比率98% カメムシの害少なく高品質
JA晴れの国新見統括本部 哲西で新米の初検査
 水稲の収穫シーズンを迎えた2日、哲西町矢田のJA晴れの国岡山新見統括本部武内倉庫で今年産米の初検査が行われた。市内の生産者が持ち込んだ新米100㌧を検査。心配されていたカメムシの被害は少なく、ウルチ米の1等米比率は98%と高品質だった。市内の稲刈りは9月中旬から下旬にかけて最盛期を迎える見通しで、検査は収穫が終わる10月末まで市内4カ所で行う。同JAは5万7000俵の集荷を目標に掲げ、適期の刈り取りで品質の良い米を出荷するよう生産者に呼びかけている。
2024年9月2日(月)号より
「みんなのにいみ愛」全国発信 公式フェイスブックグループ開設
新見市 他SNSと連携し拡散も
 新見市は、地域の魅力を広く発信するための新たなプラットフォームとして公式のフェイスブックグループ「新ハッ見!みんなのにいみ愛?」を開設した。市民はもちろん、新見市にゆかりのある人や興味のある人に参加してもらい、日常の出来事や観光スポットの紹介、店やイベント情報などを投稿してもらう。グループに投稿されたコンテンツは、公式インスタグラムやエックスのアカウントにも転載される仕組み。
2024年8月31日(土)号より
観光列車「〇〇のはなし」公開
JR西 森の芸術祭で県内初運行
 JR西日本中国統括本部は23日、9月28日から岡山県北で開催される「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に合わせて、岡山県内で初運行する山口エリアの人気観光列車「〇〇(まるまる)のはなし」を報道関係者に公開。岡山駅―新見駅間を試運転した。同本部岡山支社では森の芸術祭の会期中、利便性の向上と広域的な周遊観光を目的に列車の増発や増結、さまざまな観光列車を運行してアクセスを充実させる。
2024年8月30日(金)号より
GチャンプはJA長久牧場の子牛 12頭が10月の県共進会へ
新見市畜産共進会 千屋牛25頭を審査
 「千屋牛」の頂点を決める第17回新見市畜産共進会が28日、法曽のJA晴れの国岡山井倉牧場で開かれた。市内で飼育している25頭を審査した結果、JA晴れの国岡山長久牧場の子牛がグランドチャンピオンに輝いた。同牧場の獲得は初めて。
2024年8月29日(木)号より
夏休み終え2学期始まる
市内の全小中学校で始業式
 夏休みが終わり、新見市内の全小中学校(15小、5中)で28日に2学期が始まり、子どもたちが元気良く登校した。このうち、上市小学校では全校児童が体育館に集まって始業式を行った。始業式のあと、児童らは各学年に分かれて学級活動へ。1年生の教室では、児童らが夏休みの楽しかった思い出を話し、学習ドリルや観察日誌といった宿題を提出した。
2024年8月28日(水)号より
声を合わせて「よいしょ」
福本地区民ら 伝統の「じゃっこ押し」楽しむ
 川魚のジャッコを捕獲する「じゃっこ押し」が25日、上市と馬塚の間に架かる浜子橋の上流、三共精粉井ノ口工場裏手の高梁川で行われ、子どもたちを含む23人が福本地区伝統の川漁を楽しんだ。毎年行っていたが、コロナ禍や川の増水の影響でここしばらく中止が続いていたので、漁を実施するのは5年ぶり。
2024年8月27日(火)号より
高校生がJR芸備線を考える 課題や利用促進のアイデアも
広島、岡山11校から集いサミット
 JR芸備線のこれからについて考える高校生サミットが25日、広島県三次市で開かれ、広島、岡山両県の11校の生徒が課題や利用促進のアイデアを話し合った。また、鉄道は通学や高齢者の生活に欠かせないとし、沿線の地域、世代を越えて一緒に活性化へ取り組んでいこうとのアピールを宣言した。
2024年8月26日(月)号より
さらに高品質の米生産を 出荷感謝状と食味コン表彰
総会と研修会 JA新見水稲担い手部会
 JA晴れの国岡山新見水稲担い手部会は21日に高尾のAコープ2階生活センターで第18回総会を開き、令和5年産米の上位出荷者への感謝状贈呈、食味コンテスト入賞者の表彰などを通じて安定した高品質米の生産、にいみ源流米の食味向上に努める意欲を新たにした。併せて研修会もあり、今後の見通しを探った。
2024年8月24日(土)号より
11人が健康ウオーキング
今年度最初のクアオルト
 新見市は23日、豊永赤馬の満奇洞周辺で今年度最初のクアオルト健康ウオーキングの体験会を開いた。クアオルトはドイツ語で「療養地・健康保養地」の意味。市は専門ガイドの指導の下、個人の体力に合わせた健康ウオーキングとして推奨している。平成29年度から官民で推進協議会を組織して普及に努めてきたが、コロナ禍などで参加者が低迷し、令和4年に解散。市はコロナ禍の自粛ムードの緩和を受けて新たなガイドの養成などに取り組み、継続している。
2024年8月23日(金)号より
秋の交通安全運動に向け 期間中の活動計画を協議
市対策協 鼓笛パレードやテント村など
 新見市交通安全対策協議会は20日に市役所南庁舎で会合を開き、9月21日㈯から30日㈪まで10日間にわたって行われる「秋の交通安全運動」に向けて活動計画を協議した。期間中、野馳と矢神の両小学校児童による鼓笛パレード、交通安全テント村、交差点などで街頭査察を行うほか、懸垂幕、のぼり旗、広報車で交通ルールの順守を呼びかける。
2024年8月22日(木)号より
神社と押し花について学ぶ
草間台小児童有志 夏休みの公民館「杜の教室」
 草間公民館の放課後子ども教室で夏休みに合わせた「杜(もり)の教室」が19日に同公民館別館で開かれ、草間台小学校の児童有志が地元の神社と押し花について学びを深めた。このうち、「二礼二拍手一拝」は神社の方を向いて練習した。
2024年8月21日(水)号より
新見第一 2年連続3位 「力は出し切った」と胸張る
全中ソフトボール男子 接戦制して勝ち上がる
 富山県富山市で開かれていた第46回全国中学校ソフトボール大会は20日に最終日を迎え、中国地区代表の新見第一は準決勝戦で愛媛ジュニアソフトボールクラブに敗れ、2年連続の3位に輝いた。令和3年以来の日本一に届かなかったものの、強豪との接戦を制して勝ち上がっての堂々とした成績で、選手らは「力は出し切った」と胸を張った。
2024年8月20日(火)号より
恒久平和への思い新たに 参加者が黙とうと献花
新見市 戦没者2180柱の追悼式
 新見市戦没者追悼式が17日、まなび広場にいみ小ホールでしめやかに行われた。参列者が日清戦争(1894~95年)以降の戦没者2180柱に黙とうと献花を行い、戦没者の御霊(みたま)への哀悼の意と恒久平和への思いを新たにした。
2024年8月17日(土)号より
山田方谷が教科書に載る 新見市での採否は9月
来年度の中3道徳 関係者の期待高まる
 来年度の中学3年生道徳の教科書に、破綻寸前だった備中松山藩(現在の高梁市)の財政を立て直し、晩年は新見市大佐小阪部で過ごした郷土の偉人、山田方谷が掲載されることが分かった。道徳専門の教科書会社「日本教科書」が発刊するもの。新見市での採否は9月にならないと判明しないが、採用の可能性は高く関係者の期待は高まっている。
2024年8月16日(金)号より
目標達成に向け全力プレー
市教委 新見第一の全中ソフト壮行会
 17日㈯に富山県富山市で開幕する第46回全国中学校ソフトボール大会に出場する新見第一中ソフトボール部(19人)の壮行会が9日、市役所南庁舎で開かれた。同部は7月21日の県総体・優勝決定戦で後楽館に31対0で勝利。続く8月3日に行われた中国大会では、御調(広島県)に9対3と逆転で勝ち、後楽館を15対0で退けて2連勝し、2年連続15回目の全国大会出場を決めた。
2024年8月15日(木)号より
幻想的な雰囲気楽しむ
神代和紙保存会 夢すき公園一帯に灯篭ともす
 神代和紙保存会主催のかみさま夢灯篭(とうろう)が13日から始まり、神郷下神代の夢すき公園一帯は幻想的な雰囲気に包まれた。神代小学校と神郷北小学校の児童、神代認定こども園の園児が手すきの神代和紙に好きなことについて描いて作った100基の灯篭を橋や柵の上など公園一帯に設置した。
2024年8月14日(水)号より
新見ジュニア 初の準優勝達成
全日本中学生男子ソフトボール 優勝逃すも粘り見せる
 第24回全日本中学生男子ソフトボール大会の決勝戦が13日に福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで行われ、新見ジュニアソフトボールクラブが初の準優勝に輝いた。24チームがトーナメント戦で争い、新見ジュニアは本大会に3年連続で出場。新見南、哲西、哲多、高梁北の4中から10人のメンバーで編成している。決勝戦はFSC(福井県ソフトボールクラブ)と顔を合わせた。新見は粘りを見せたが、あと一歩及ばず1対8で敗れた。
2024年8月13日(火)号より
老いも若きも夏踊り
高尾若連祭に大勢の家族連れ
 高尾若連中は10日夕、高尾小学校グラウンドで第24回高尾若連祭を催し、大勢の家族連れらが夏の恒例イベントを楽しんだ。昭和町若連中の応援を得て高尾若連が踊りをリードし、「にいみ囃子」と「やぐら調子」の2曲に合わせて老いも若きも踊りの輪を作った。
2024年8月12日(月)号より
「にーみん」電気自動車に ご当地ラッピングカーお披露目
トヨタレンタリース岡山 8月末まで新見市へ貸与
 トヨタレンタリース岡山が新見市の公式マスコットキャラクター「にーみん」をラッピングした電気自動車を導入したことを受け、8日に新見南認定こども園でお披露目会が開かれた。同社は環境に配慮した電気自動車の認知と地域貢献を目的に今月31日㈯まで市に貸与し、PRに役立ててもらう。
2024年8月10日(土)号より
優勝目指して躍進誓う
新見ジュニア 全中男子ソフト壮行会
 第24回全日本中学生男子ソフトボール大会に出場する新見ジュニアソフトボールクラブの壮行会が7日に市役所南庁舎で開かれ、選手らが大会での躍進を誓った。壮行会には監督と選手ら8人が出席した。
2024年8月9日(金)号より
着付け体験し夏を満喫
新見公立大学生サークル たぺぷろ「浴衣まつり」
 新見公立大学の学生サークルたぺぷろの企画イベント「浴衣まつり」が4日に同大学内の学生会館で開かれ、浴衣姿でまつりを楽しむ子どもたちでにぎわった。まつりは午前11時に開会。浴衣姿で射的やヨーヨー釣り、うちわ作りなどを楽しむ家族連れでにぎわった。
2024年8月8日(木)号より
市共進会出品の6頭選抜
第30回井倉牛まつり
 新見市和牛改良組合井倉支部は7日に法曽のJA晴れの国岡山井倉牧場で「第30回井倉牛まつり」を開き、8月28日㈬の新見市畜産共進会に出品する代表牛6頭を決めた。会場には新見高校生物生産科生物調査部畜産班の生徒5人が肉用牛体系審査の勉強に来ていて、審査の様子を熱心に見学し講評に耳を傾けていた。
2024年8月7日(水)号より
物流トラックで「森の芸術祭」PR
満奇洞など大胆にプリント 県と井倉運輸の協力得て市 〝走る広告塔〟で誘客を
 岡山県北の12市町村で開かれるアートプロジェクト「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(9月28日~11月24日)を盛り上げようと、PRトラックが関西圏で運行されることになり、6日に市役所南庁舎前駐車場で出発式が行われた。新見市が県、物流事業やボディープリント事業を展開する井倉運輸の協力を得て製作。大型トラックの荷箱に同芸術祭のロゴや会場になる満奇洞、井倉洞の写真を大胆にプリントした。
2024年8月6日(火)号より
夏の楽しみアユ網漁
新見漁協 市内の高梁川水系で解禁
 新見漁業協同組合は4日、市内の高梁川水系でアユの網漁を解禁。愛好家が投網や刺し網(建て網)で大物を狙った。解禁の午前8時過ぎから、小舟に乗ったり浅瀬を歩いたりしながら漁に繰り出す愛好者らの姿が見られた。
2024年8月5日(月)号より
新見ふるさとまつりに2000人 10連150人が夏おどり
準備会主催 かき氷の早食い盛り上がる
 新見ふるさとまつりが3日夕から夜にかけて、新見中町の新見公民館と太池邸を結ぶ「松原通り」で催され、延べ約2000人(主催者発表)が夏の一夜を楽しんだ。夏おどりは通りを通行止めにして実施。昨年並みの10連約150人が「新見ばやし」「やぐら調子」「元祖・新見音頭」に合わせて大きな踊りの輪を作った。
2024年8月3日(土)号より
高齢者や障害者を守ろう 市民後見人の必要高まる
新見市権利擁護協議会 現状把握と意見交換
 新見市は30日、市役所南庁舎で権利擁護協議会を開き、高齢者や障害者の権利を守るための活動報告と現状把握、近年必要性が高まっている市民後見人についても意見を交わした。市長が有識者や関係機関から委嘱した委員のほか、オブザーバー、市の委託で地域連携ネットワークの中核機関(市成年後見相談センター)を務める市社会福祉協議会、事務局の市担当課職員25人が出席した。
2024年8月2日(金)号より
鉄道キャンペーンを開始 中学生もチラシ配りPR
市利用促進協 初日に新見駅で啓発活動 
 新見市鉄道利用促進協議会は1日、JR新見駅前広場で伯備線、芸備線、姫新線の利用促進キャンペーンをPRする啓発活動を展開した。キャンペーンは乗降スタンプを集めると特産品が当たるものなど3事業あり、いずれもこの日が初日。協議会員と新見第一中学校生徒が駅利用者らにチラシを配って鉄道利用とキャンペーン参加を呼びかけた。
2024年8月1日(木)号より
紫式部の『源氏物語』を解説
まなびの森新見図書館 東洋大と共催で市民学習講座 
 まなびの森新見図書館と新見市教育委員会は28日、市役所南庁舎で東洋大学との共催による市民学習講座を開催。市民ら40人が同大学名誉教授の河地さんによる講演「『源氏物語』はおもしろい!―女房が見た、聞いた、そして喋(しゃべ)った」に耳を傾けた。