2025年10月2日(木)号より
大あなごに学ぶ「見える化」
デジタル計測でブランド化
市産業振興会議幹事会 好事例を勉強会で共有
 新見市産業振興会議幹事会は25日、市役所南庁舎で勉強会を開いた。島根県大田商工会議所事務局長が「大田の大あなご」を例にデジタル計測データによる資源の「見える化」と、産官学の連携で発信・商品化へつなげる手法を解説。講演後は意見交換も行われ、わがまちの現状と課題を共有して今後の施策の方向性を整理した。
2025年10月1日(水)号より
議会や活動、広報に意見を 市民4人をモニターに委嘱
新見市議会 改革の新たな取り組み
 新見市議会は29日、市役所議長室で公募に応じた市民4人を議会モニターに委嘱した。議会や議員活動、広報について意見を聞き、それぞれに反映させるとともに充実を図る新たな試み。岡山県内の議会では早島町に次いで2番目。15市では最初の制度創設となる。任期は今日10月1日㈬から令和9年3月末まで。
2025年9月30日(火)号より
安全運転の大切さ体験 市内の高齢者対象にフェア
新見署教習所 秋の交通安全運動に合わせ
 秋の全国交通安全運動に合わせて新見警察署と新見自動車教習所は26日、西方の同教習所で交通安全フェアを開き、市内の高齢者が安全運転の大切さを体験した。参加者は教習コースに移動し、時速40㌔で走る車が自転車に乗った人形に衝突する実験を見学。ほかにも特殊ゴーグルを着けて酒酔い状態で教習車を運転する体験、「セーフティ・サポートカー」を試乗した。
2025年9月29日(月)号より
減量や資源化に理解深める
焼却と最終処分施設を見学
市制20周年記念事業 大人版「ごみの行方」
 新見市は23日、市制20周年記念事業として大人版「ごみの行方」を開催。参加者が家庭から出されるごみの焼却と最終処分を行う2施設を見学して減量化、分別による資源化に理解を深めた。今回の大人版には16人が参加。処理センター(最終処分場)とクリーンセンター(ごみ焼却施設)を見学した。
2025年9月27日(土)号より
牧場訪れ千屋牛と触れ合う
命の大切さ学び地元に誇りを
市教育ファーム 初日は哲西こども園が体験
 新見市は保育所やこども園に通う園児を牧場に招き、見学や餌やりを体験してもらう千屋牛教育ファーム牧場受入型体験事業を24日からスタートした。初日は哲西認定こども園の5歳児と職員12人が哲多町田淵の哲多和牛牧場を訪れ、千屋牛と触れ合いながら命の大切さを学び地元に誇りも持つ心を育んだ。
2025年9月26日(金)号より
収穫の喜び分かち合う
新見高生 思誠小児童と稲刈り
 新見高校の生物生産科3年生は24日、思誠小学校の5年生と新見千丸の実習田で稲刈りを行い、収穫の喜びを分かち合った。生徒が稲刈り用の鎌の使い方や作業上の注意点を説明。児童は黄金色に実った田んぼに入り、手刈りや束ね作業に取り組んだ。前夜の雨の影響もあり、束ねた稲ははで干しに。棚に掛けて天日に当て、ゆっくり乾かした。
2025年9月25日(木)号より
新鮮野菜や手作り小物を販売
障害者自立支援協議会 あすまで福祉にこにこ市
 新見市障害者自立支援協議会は24日から、市役所本庁舎玄関前で福祉にこにこ市を開いている。今回は6団体が3日間日替わりで出店。初日は利用者、職員ら約20人が出て、野菜、和紙製品やティッシュケースなどを販売。来庁者が足を止め、新鮮な野菜や手作りの小物を買い求めていた。
2025年9月24日(水)号より
野馳小HPで新見庄の解説 昨年度の6年生が制作
「新見庄を伝え隊団」写真やイラストで分かりやすく
 野馳小学校の児童が制作した「新見庄」についての解説が同校ホームページで公開されている。総合的な学習で昨年度の6年生(現哲西中1年生)が「新見庄を伝え隊団」を結成し、調べ学習で取り組んだ成果。小学生にも分かりやすいよう写真やイラスト満載の「新見庄」が注目を集めている。
2025年9月23日(火)号より
15年ぶりニューパルツへ
中高生ら訪問団15人を派遣
新見市が壮行式 26日から8日間の日程で
 新見市は18日に市長室で、姉妹都市縁組を結んでいるアメリカニューヨーク州ニューパルツビレッジに派遣する中高生訪問団の壮行式を行い、団員15人が国際交流への抱負を語った。ニューパルツへの訪問団派遣は平成22年以降15年ぶり。訪問は8日間の日程で、今月26日に出発し、10月3日に帰国する。
2025年9月22日(月)号より
旬の味を求め長蛇の列 市内外から多くの買い物客
市南部のブドウ産地 ピオーネ直売イベント
 新見市南部のブドウ産地で21日、特産のピオーネを直売するイベントが開かれた。市内外から多くの買い物客が訪れ、旬の味を求めて長蛇の列ができた。土橋交流センターでは、草間地域づくり推進委員会が主催し、JA晴れの国岡山阿新ぶどう部会草間支部が共催して「くさま台ニューピオーネ祭」を、豊永地区では地域運営組織の豊永支え合いネットの地域振興部会が主催する「第28回豊永ふれあい特産品まつり」が、ふれあいセンター満奇で開かれた。
2025年9月20日(土)号より
新見ジュニア剣道クラブ発足
地域展開のモデルで市内初
新見剣道連盟 中学校部活動の新たな受け皿に
 新見剣道連盟はこのほど、新見ジュニア剣道クラブを発足させた。市教育委員会からの要請を受けて中学校部活動の地域展開に協力。剣道をモデル競技に市内初の地域クラブとして取り組みを進めるもので、部活動の新たな受け皿としての役割を担う。将来的な部活動の地域クラブへの全面移行を見据え、剣道の魅力を広めて裾野を広げ潜在的な人材の掘り起こしも目指す。
2025年9月19日(金)号より
糖度は最高18.1度、平均16.6度
市ピオーネ共励会 高品質な41点を審査
 出荷のピークを迎えている新見市の特産品ピオーネの出来栄えを競う共励会が16日、高尾のAコープあしん2階生活センターで開かれた。市内の生産者から出品された高品質の41点を審査。出品されたピオーネは果肉がしっかりしていて房形が美しく、糖度は最高18.1度、平均16.6度だった。
2025年9月18日(木)号より
公立大学生による初の子ども食堂
孤食防止や居場所づくりを
たぺぷろ 家族連れら訪れにぎわう
 子育て支援に関心を持つ新見公立大学生でつくるtape project(=通称たぺぷろ)は14日、上市市民センターで子どもたちの孤食防止や居場所づくりを目的とした「NiU★かむくる食堂」を開いた。同大学の学生が主体となって子ども食堂を催すのは初めての試みで、新見ライオンズクラブも協賛。市内の家族連れらが訪れて幅広い世代と交流しながら楽しいひとときを過ごした。
2025年9月17日(水)号より
特色ある種目を元気いっぱいに
本郷小皮切りに 「秋の運動会」始まる
 本郷小学校で15日、「秋の運動会」が行われた。児童たちは青空の下、リレーや綱引きなどに元気いっぱい取り組み、応援に訪れた保護者らの声援がグラウンドに響いた。競技は特色ある16種目に挑み、全校リレーでは高学年がリードを取り低学年も懸命に走った。来春、入学予定の7人やPTA、来賓、地域住民も加わり、笑顔と歓声に包まれた。
2025年9月15日(月)号より
「日常」テーマに手作り案山子
長屋長寿会 15体を公会堂広場に設置
 長屋公会堂の広場に手作り案山子(かかし)15体がお目見えし、地域の人や国道180号を走るドライバーを楽しませている。長屋長寿会が地域の魅力づくりとして取り組んでいて10年目。今年は7日に会員8人が同公会堂に集まり、「長屋の日常」をテーマに製作した。
2025年9月13日(土)号より
被災者の声に耳を傾けて
気持ちに寄り添い多様な支援を
新見市社協 災害ボランティア養成講座
 災害時の迅速な支援活動に向けて新見市社会福祉協議会は11日、地域福祉センターで災害ボランティア養成講座を開催。市民50人が災害ボランティアセンターやボランティアの役割、被災者の声に耳を傾けて困り事を聞き、気持ちに寄り添った多様な支援の必要性を学んだ。災害ボランティアは事前に登録し同社協の要請に応じて活動している。講座後、新規3人が加わり、54個人2団体となった。
2025年9月12日(金)号より
15億5000万円へガンバロー
作柄や市場動向などを共有
JA晴れ国岡山阿新ぶどう部会 ピオーネ出荷進発式
 JA晴れの国岡山阿新ぶどう部会は11日、主力の特産ブドウ「ピオーネ」露地ものの本格出荷に合わせ、豊永佐伏の豊永ぶどう選果場で出荷進発式を開いた。今年の作柄や市場動向、販売計画などを共有し、販売目標15億5000万円の達成に向けて「ガンバローコール」で気持ちを一つにした。
2025年9月11日(木)号より
新しい認知症観に理解を
「本人大使」藤田さん講演
地域包括センター 市民研修会に130人参加
 9月1日から始まった「認知症月間」にちなみ、新見市地域包括センターは6日、まなび広場にいみ小ホールで市民研修会を開催。市民ら約130人が「本人大使」で日本認知症本人ワーキンググループ相談役理事の藤田和子さんの講演を聴き、新しい認知症観への理解を深めた。
2025年9月10日(水)号より
手紙が届くうれしさ知って
新見郵便局 保育所で投函体験を初企画
 新見郵便局は8日、新見保育所を訪れて郵便ポストを使った投函体験を催し、子どもたちが方法を学びながら届くうれしさを体感した。手紙へ慣れ親しんでもらおうと全国の郵便局が取り組んでいる「手紙振興」事業の一環。同局では手紙作文コンクールへの応募呼びかけなどを行っており、投函体験は今年初めて企画した。
2025年9月9日(火)号より
史上最速リーグ優勝たたえる
タイガース神社 パネル、のぼり旗を設置
 プロ野球・阪神タイガースが史上最速でリーグ優勝を達成した翌8日午後、金谷にあるタイガース神社に快挙をたたえるパネルとのぼり旗が飾られた。当初は午前中の予定だったが、雨が上がるのを待ち虎党4人が集まって作業。この日のために製作したパネルを正面に、のぼり旗を立てた。
2025年9月8日(月)号より
露地ピオーネ出荷本格化
販売額15億5000万円を目標に 10月中旬まで各市場へ
 新見市を代表する高品質の大粒ブドウ「ピオーネ」の露地もの出荷が5日から、JA晴れの国岡山新見統括本部管内の豊永、土橋の両選果場で本格的に始まった。今年は販売額15億5000万円を目標に10月中旬まで大阪、広島、兵庫、岡山、東京の各市場に向けて出荷する。
2025年9月6日(土)号より
岡山共生が連打で逆転優勝
県高校夏季ソフト選手権 新見・高梁との対決制す
 岡山県高校夏季ソフトボール選手権男子の部が30日に笠岡市営球場で行われ、岡山共生が優勝し、新見・高梁が準優勝した。岡山共生、新見・高梁、東岡山工、岡山龍谷の4チームが出場し、トーナメント方式で争った結果、決勝戦は郷土勢同士の顔合わせとなった。
2025年9月5日(金)号より
横断歩道の安全な渡り方は
交通安全母の会 思誠小1年生に教室
 新見交通安全母の会は3日、思誠小学校で交通安全教室を開き、1年生44人が横断歩道の安全な渡り方を学んだ。児童は横断歩道に見立てたマットを使って、左右左と確認し手を挙げて渡る練習を繰り返した。
2025年9月4日(木)号より
秋空の下、はで干し体験
新見南小5年生 稲刈りに汗 
 稲作を通じて食農教育に取り組んでいる新見南小学校の5年生24人は3日、旧明新小近くの田んぼで稲刈りとはで干しを体験した。地域の人たちに教わりながら鎌を手に稲を刈り取り、束ねた稲を木の棒にかけて天日に干した。この日は、米作り教室班のメンバーに加え、学区内の老人クラブ会員らも指導役として参加。児童は刈り方の手ほどきを受けた後、鎌を手に田んぼへ入り、厳しい残暑に汗を拭いながら黄金色に実った稲を1株ずつ丁寧に刈り取った。
2025年9月3日(水)号より
アサヒGJと市有林管理協定
持続可能な水資源の確保を 育林や作業道整備など
 新見市とアサヒグループジャパンは28日、新見市有林の管理に係る森林保全管理協定を結んだ。管理対象森林は下熊谷地内と哲多町蚊家地内の計101.5㌶で、育林事業や作業道の整備などを通じて持続可能な水資源の確保に向けて連携、協力する。
2025年9月2日(火)号より
ウルチ1等米比率100% 猛暑の影響なく高品質
JA晴れの国新見統括本部 哲西で新米の初検査
 水稲の収穫シーズンを迎えた1日、哲西町矢田のJA晴れの国岡山新見統括本部武内倉庫で今年産米の初検査が行われた。生産者が持ち込んだ新米50.8㌧を検査。米粒が白く濁ったり割れたりする高温障害など懸念されていた猛暑の影響はなく、ウルチ米の1等米比率は100%と高品質だった。
2025年9月1日(月)号より
新見市の生産者が上位独占
全農岡山など主催
県花き共進会で好成績
 全国農業組合連合会岡山県本部、岡山県農業協同組合中央会などで組織する県花き生産協会は22日、備中県民局高梁事務所で県花き共進会を開催。哲西町の黒笹さんが出品したリンドウ「しなの2号」が最優秀賞の農林水産大臣賞を獲得した。また、黒笹さんほか新見市の生産農家が出品したリンドウが上位を独占し、西日本一の産地としての実力を示した。
2025年8月30日(土)号より
情報を共有しながら課題解決を
地域共生社会推進本部を設立
新見市 健康福祉のまちづくり目指す
 新見市は支援を必要としている高齢者や障害者、子どもらへの包括的な支援や相談に対応できる体制をつくろうと、新見市地域共生社会推進本部を新設。26日、市役所本庁舎横の防災棟で第1回本部会議を行い、市が目指す「健康福祉のまちづくり」の実現に向けて情報を共有しながら課題解決に取り組むことを申し合わせた。
2025年8月29日(金)号より
最高位は新見高の若雌「みそら」 平成30年に続いて獲得
第18回新見市畜産共進会 優等12頭は10月の県共へ
 第18回新見市畜産共進会が27日に下熊谷のJA晴れの国岡山肉用牛指導センターで開かれ、審査の結果、新見高校生物生産科の生徒が育てた若雌「みそら」が最高位のグランドチャンピオンに輝いた。同校の最高位獲得は平成30年第13回の成牛「こころ」に続いて2度目。また、優等賞上位の12頭は10月11日㈯に真庭市の全農おかやま総合家畜市場で開かれる県畜産共進会に出品する。
2025年8月28日(木)号より
歩く江戸の女子旅に焦点 伊勢参り本当の目的は
図書館市教委 東洋大の派遣事業で講演
 市民に生涯学習の機会を提供し、まなびの森新見図書館の利用増にもつなげる講演「歩く江戸の女子旅」が24日、市役所南庁舎で開かれた。東洋大学との共催で講師派遣事業を活用。法学部で教養を担当し、主にスポーツ史や江戸の旅文化について研究している谷釜教授が記録に基づく実情を明らかにした。
2025年8月27日(水)号より
下熊谷すみれ会が国交大臣表彰
長年の道路愛護活動に感謝状
岡山県伝達式 知事表彰に新見市の2団体
 岡山県は25日、10年以上にわたって道路愛護活動に取り組んでいる県内の団体に感謝状を贈った。毎年8月の「道路ふれあい月間」にちなんだ行事の一つで、新見市からは下熊谷すみれ会が最高栄誉の国土交通大臣表彰に輝いたほか、支え合う上熊谷をつくる会と千屋小学校PTAがそれぞれ県知事表彰に選ばれた。
2025年8月26日(火)号より
RED活用で先行者利益を
地域発のインバウンド創出へ
新見YEGが実践型セミナー
 新見YEG・新見商工会議所青年部は22日夕に新見商工会館で、アジア圏、とりわけ中国人観光客の間で高い影響力を持つSNS「RED(小紅書)」の活用法を学ぶ実践型セミナーを開いた。観光、飲食、小売など市内の事業者ら約60人が参加し、アカウント開設や投稿方法を体験。「未開拓のツールに先んじて挑戦することで、地域に先行者利益をもたらしたい」との思いを共有した。
2025年8月25日(月)号より
御霊の安寧と恒久平和願う
新見市 戦没者2180柱の追悼式
 新見市戦没者追悼式が23日、まなび広場にいみ大ホールでしめやかに行われた。今年は戦後80年の節目を迎えたことからコロナ禍で縮小していた規模を戻して実施。参列者が日清戦争以降の戦没者2180柱に黙とうをささげ花を供えたほか、市内の児童生徒、学生の代表者が平和の辞の朗読や千羽鶴の奉納も行い、戦没者の御霊(みたま)への哀悼の意と恒久平和への思いを新たにした。
2025年8月23日(土)号より
権利守るためさらなる連携を
高齢者虐待昨年度14件受理
新見市擁護協 現状把握と情報を共有
 新見市権利擁護協議会は21日、今年度の会合を市役所南庁舎で開き、高齢者や障害者の権利を守るための活動報告と現状把握を行った。その中で、高齢者虐待は昨年度14件を新規に受理したなど情報を共有し、さらなる連携強化を図った。
2025年8月22日(金)号より
ファジコーチから技術学ぶ
新見高 中学生、大学生とも交流
 新見高校は19日、防災公園でプロコーチによるサッカー講習会を開き、参加者21人が交流を深めながら技術を学んだ。岡山県スポーツ協会が実施している「晴れの国トップアスリート派遣事業」を活用したもので、新見高では今回が初めて。ファジアーノ岡山のサッカースクールから3コーチを講師に迎えた。
2025年8月21日(木)号より
高品質米生産へ意欲新たに
出荷感謝状と食味コン表彰
JA晴れの国岡山新見水稲担い手部会 総会と研修会
 JA晴れの国岡山新見水稲担い手部会は19日、高尾のAコープあしん2階生活センターで第19回総会を開いた。令和6年産米の上位出荷者への感謝状贈呈や食味コンテスト入賞者の表彰も行い、安定した高品質米の生産と「にいみ源流米」の食味向上に向け、意欲を新たにした。併せて研修会も行い、今後の見通しを探った。
2025年8月20日(水)号より
アマゴ捕り250人が満喫
本郷地区協 せせらぎ公園で三世代交流
 三世代交流アマゴ捕り交流会が17日、哲多町本郷の城谷川せせらぎ公園で開かれ、地域住民、出身者とその家族ら約250人が訪れて自然を満喫した。思った以上に魚の動きが速く、濁りも出て参加者は捕まえるのに苦労していたが、全身びしょぬれになるのも平気な様子で水しぶきと歓声を上げながら夢中に。こつをつかむと、体長30㌢級の大物を手にした。
2025年8月19日(火)号より
新見市を対外的に売り込め!
魅力発信にSNS駆使を 初めての広報戦略会議
 新見市の魅力を発信し、対外的に売り込むため、動画によるSNS(交流サイト)を駆使した広報を戦略的かつ効果的に行おうと市は6日、初めての広報戦略会議を市役所第1委員会室で開催。新見公立大学生を含むメンバーが今後の取り組み内容などについて話し合った。
2025年8月18日(月)号より
野馳駅でレンタサイクル 芸備線に乗る人を増やそう
新見市 再構築協の実証事業と連動
 新見市は16日からJR芸備線の野馳駅を拠点にレンタサイクル事業を新たに始めた。地域経済効果の検証に向けて土日曜・祝日の増便、連動する二次交通の無料周遊バス、乗合タクシー運行といった芸備線再構築協議会の実証事業に合わせて同線の利用拡大、哲西地域の魅力発信、にぎわい創出につなげる。期間は実証事業と同じ11月24日㈪まで。
2025年8月16日(土)号より
大佐山で発見「アマテラス石」
翡翠に含まれた新鉱物
田邊さん 研究チームと共に命名
 西日本鉱物化石研究会長でアマチュア鉱物研究科の田邊満雄さんは大佐山で採取した「翡翠」の中から新種の鉱物を発見。研究チームと共に「アマテラス石」と命名した。田邊さんは令和2年秋、大佐山五合目の魚切公園に近い林道斜面で採取した翡翠の中に、小さな黒緑色の鉱物がいくつも含まれていることに気づいた。
2025年8月15日(金)号より
やぐら囲み踊りの輪 多彩な催しにぎわう
各地で夏祭り 帰省客らの笑顔広がる
 新見市内各地で13日夜、盆踊りや納涼祭、夏祭りが開かれ、帰省客や家族連れでにぎわった。昭和町盆踊りは高尾の昭和町公園で開かれた。激しい雨のため開催が危ぶまれたが、やがて小降りになると帰省客や家族連れが次々と集まり踊りの輪を広げた。
2025年8月14日(木)号より
神代和紙でオリジナル風鈴
夢すき公園でワークショップ
 神代和紙保存会は9~11日、神郷下神代の夢すき公園で開催中の「かみさま夢風鈴」に合わせ、ワークショップを行った。訪れた家族連れらが神代和紙をあしらったオリジナル風鈴作りを楽しんだ。園内に神代和紙の短冊約2400枚と風鈴130個を飾り、8月31日㈰まで展示している。
2025年8月13日(水)号より
早めの対応で終結数増える 昨年度ネグレクトなど94件
新見市要保護児童対策協代表者会議 さらなる連携強化を
 新見市要保護児童対策地域協議会の代表者会議が8日に市役所南庁舎で開かれ、さらなる連携強化を申し合わせた。昨年度はネグレクト(育児放棄)や心理的虐待など94件に対応し、ここ数年増加傾向だった新規報告数は虐待に対する意識が広く浸透し始めたことなどから減り、終結数は早めの対応ができ増えていることなどが報告された。
2025年8月11日(月)号より
34連1000人超 心ゆくまで 6年ぶりの総おどりに活気
第50回新見ふるさとまつり クイズや縁日、屋台も盛況
 第50回新見ふるさとまつりが9日夕、高尾の駅前通り一帯で6年ぶりに開かれた。クイズ大会や縁日、屋台も盛り上がり、夕方からは昨年の3倍を超える34連1000人以上が総おどりを披露。時折、降る雨を吹き飛ばすかけ声と踊りで、参加者も見物客も心ゆくまで夏の夜を楽しんだ。
2025年8月9日(土)号より
安全安心のまちづくり拠点
本庁舎隣に新築の防災棟
新見市落成式 有事に必要な機能を集約
 新見市は7日、市役所本庁舎隣に新築した防災棟の落成式を行い、安全安心のまちづくりを図る拠点の誕生を祝った。市内も2年続けて多大な被害に見舞われた平成30年7月豪雨、令和元年9月局地的豪雨など頻発・激甚化する近年の自然災害に対応。的確な情報収集と指揮、関係機関との円滑な連携、物資の備蓄に必要な機能を集約している。
2025年8月8日(金)号より
審査で優秀品12点を選ぶ
新見市花き共進会 Aコープできょう販売
 新見市、JA晴れの国岡山新見統括本部、同JA新見花き部会は7日、高尾のAコープあしん2階パブリックセンターで今年度の花き共進会を開催。審査で優秀品12点を選んだ。出品花は8日㈮午前10時からAコープあしん店頭で販売する。
2025年8月7日(木)号より
失敗からの学び恐れず挑戦を
元サッカー代表岡田監督が講演
新見市制20周年記念の市民講座 教育講演会兼ね850人聞く
 元サッカー日本代表監督の岡田武史さんを迎えた新見市市制施行20周年記念の市民学習講座「エラー&ラーン~新しい地域コミュニティーの挑戦」が5日、まなび広場にいみ大ホールで開かれた。市教育委員会、市教育研修所主催で教育講演会も兼ねていて、一般参加者と市内教職員ら約850人が聴講。岡田さんの「失敗から学ぶことを恐れずに挑戦すること」の言葉に耳を傾けた。
2025年8月6日(水)号より
市長とフリートーク始まる 初日は神郷で交通と鳥獣対策
市政懇談会 8月19日㈫まで5会場で
 新見市は4日夜、やまびこ広場神郷を振り出しに市政懇談会「市長とフリートーク」を始めた。石田實市長が市民からまちづくりのアイデアや提案などを聞いて今後の施策に生かす取り組みで、8月19日㈫まで5会場で計画。初日は公共交通と鳥獣被害対策をテーマに市民の意見を聞いた。
2025年8月5日(火)号より
初の合同チームで16強 地元の声援受け善戦
インターハイ男子ソフト 強豪大村工に及ばず
 第60回全国高校総体(インターハイ)男子ソフトボール競技は4日、津山市の勝北総合スポーツ公園などで3回戦が行われ、岡山代表の新見・高梁が長崎代表の大村工業と対戦。地元の声援を受けながら初の合同チームで臨んだが、3年ぶり6回目の優勝を目指す強豪に善戦するも及ばず、0対8で敗れた。
2025年8月4日(月)号より
新見・高梁が初戦大勝 古川(宮城)に12対2
インターハイ男子ソフト きょう8強懸け大村工と
 第60回全国高校総体(インターハイ)男子ソフトボール競技が、2日から津山市で始まった。地元代表の新見・高梁は初戦、宮城代表の古川を相手に12対2の四回コールドで大勝した。4日㈪はベスト8を懸け長崎代表の大村工業と対戦する。
2025年8月2日(土)号より
インハイ男子ソフト津山で開幕
「感謝の気持ちで戦い抜きたい」
新見・高梁両主将が選手宣誓
 第60回全国高校総体(インターハイ)男子ソフトボール競技の開会式が1日、津山市の県津山総合体育館で行われた。式では地元代表として合同チームで挑む新見・高梁の両主将が選手宣誓し、会場から大きな拍手を受けた。同競技は2日㈯から始まり、地区予選を勝ち抜いた43チームが〝夏の高校日本一〟を懸けて争う。
2025年8月1日(金)号より
「おひさま食堂」大盛況 子どもの居場所づくり目指す
実行委員会 児童40人がカレー調理
 新見市内のスクール・ソーシャルワーカーや愛育、栄養委員らで構成し、子どもの居場所づくりを目指している実行委員会は30日、新見公民館と共催して第1回「おひさま食堂」を開催。児童40人が同公民館に集まってカレーライスを調理し、夏休みの思い出をつくった。